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北上「艦これ百物語?」 電「なのです!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 19:51:50.38 ID:fXEkeKq30


電「は、はじめましてなのです!」

提督「うん、これから宜しくね」

電「は、はいなのです!」

提督(あー、何かこの子を前線に送るのは気が引けるなあ)

提督(丁度、秘書艦が必要だったし……この子にやってもらおうか)


こうして、電は秘書艦になったのです


秘書艦は、提督に色々報告したり、寝ちゃいそうになった時は起こして上げたり


そういう、お母さん的な役割をするお仕事らしいのです
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:01:49.34 ID:fXEkeKq30


望月「んぁ?電じゃん、提督の部屋で何やってんのー」

電「あ、はい、今度、秘書艦のお仕事させてもらえることになったんです」

望月「あー、事務仕事だっけ、面倒臭そうなのによくやるよねぇ、あたしには無理だわ~」

電「望月さんはこれから出撃ですか?」

望月「そ、今回の海域は夜戦が中心らしいから、なーんか引っ張りだされちゃってさあ」

電「が、頑張って下さいなのです!」

望月「んー、ほどほどにね~」

電(お、お母さん的な事をして、何とか望月さんを元気づけるのです!)


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:04:58.66 ID:fXEkeKq30


電「あの……」

望月「ん~?」

電「……あ、あのっ!」

望月「なに?どっかしたの?」

電「……お、美味しいご飯作って待ってますから」

望月「……は?」

電「だから、その……えっと……」

望月「……あー、はいはい」ポンポン

電「ふえっ」

望月「ちゃーんと、帰ってくるって、電のご飯冷ましちゃ悪いしね~」

電「……!」

望月「じゃ、ぱぱっと終わらせてきますか~」

電「は、はいなのですっ!」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:07:52.42 ID:fXEkeKq30


こんな感じで、いっぱいお仕事をこなして


毎日が、凄く楽しかったのです


電「提督、艦隊がお戻り見たいですっ」

提督「はい、報告御苦労さま、電ちゃん、飴食べる?」

電「い、いいのですか?」

提督「うん、何時も頑張ってるからね」

電「あ、ありがとうなのですっ!」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:12:27.08 ID:fXEkeKq30


望月「あー、もうマジだっるーぃ……」

電「あ、望月さん」

望月「ああ、電、また出撃だってさ~」

電「え、さっき帰ったばかりなのに……?」

望月「まあ、仕方ないんだけどね~、この艦隊、動ける駆逐艦少ないみたいだしさ~」

電「……ごめんなさい、なのです」

望月「ん~、別に電の事を悪く言ってる訳じゃないってば」

電「……」

望月「あー、もう~」クシャクシャ

電「はわわっ、か、髪がっ」

望月「電はさ、何時もみたいに、ご飯作って待っててくれればいいってば」

電「は、はい……あ」

望月「んぅ~?」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:16:06.87 ID:fXEkeKq30


電「ご、ごめんなさい、さっき食べて貰ったご飯で、資材いっぱい使っちゃったから、すぐには用意できないかもです……」

望月「うえー、それはちょっとヤル気が下がるなあ……」

電「うう……あ、そ、そうだっ」

望月「ん~?」

電「え、えっと……これ、帰ったら、あげるのですっ」

望月「……飴?」

電「は、はい!提督からもらった、間宮の飴ちゃんなのです」

望月「……」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:17:26.09 ID:fXEkeKq30


電「一個しか無いですから、みなさんには、内緒ですよっ?」

望月「……ははは」

電「望月さん?」

望月「もー、ったく、しょうがないなあ、電は」

電「?」

望月「判った、判りました……それで今回は、手を打つよ」

望月「だから、私が戻るまで、それ食べちゃわないようにね~?」

電「は、はい!」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:21:35.77 ID:fXEkeKq30


何時もと同じようにお仕事して


何時もと同じようにいってらっしゃいを言って


何時もと同じようにおかえりなさいをして


何時もと同じようにお風呂に入って貰って


また明日頑張りましょうね





って、電は言うはずだったのです



だったのです


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:30:04.74 ID:fXEkeKq30


急いで!早くドック開けて!

バケツ持ってこい!はやく!

だ、だめです、破片が食い込んでて……

兵装が外れませんっ

仕方ない、誘爆の可能性を考慮して足は切断する

ねえ、喋れる?望月?

駄目だ、もう意識はない

ここまで戻って来れただけでも奇跡なんだ……

ここなら、深海の連中に食い荒らされる心配はないからな

こいつはまだ幸せだったよ、残った五人は生きたまま……


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:32:55.70 ID:fXEkeKq30


電「……」

提督「……電?」

電「はいなのです」

提督「……大丈夫か?」

電「何がですか?」

提督「……さっきの有様を見て、随分ショックを受けてたようだったから」

電「よく判りませんが、ご心配おかけして、ありがとうなのです」

提督「……」

電「……」カチカチ

提督「……電、何を食べてるんだ?」

電「……先日、提督にいただいた、飴を」カチカチ

提督「……そうか」

電「はいなのです」カチカチ


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:36:20.41 ID:fXEkeKq30


秘書艦は、提督のお手伝いをするのがお仕事ですが


時には、艦隊の子達のお出迎えもするのです


電「皆さん、頑張って下さいね?」

球磨「頑張ってくるクマー」

電「ご帰還をお待ちしているのです」カチカチ

球磨「電、何食べてるクマ?」

電「飴です」カチカチ


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:42:18.10 ID:fXEkeKq30


電「……」カチカチ

電「……」カチカチ

電「……」カチカチ

電「……」カチカチ


提督「電?」

電「はいなのです、お仕事ですか?」

提督「いや、もう夜も遅いし、そろそろ寝ようかなと思って」

電「……そうですね、今日はもうお仕事もないでしょうから、それがいいと思うのです」

提督「ん、じゃあ、照明落とすぞ?」

電「はいなのです」


カチッ



「艦隊がおもどりみたいです」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:43:20.75 ID:fXEkeKq30


提督「……は?」

電「……?」

提督「電、今何か言ったか?」

電「別に何も言ってないのです」

提督「そうか、ならいいけど……」


「艦隊がおもどりみたいです」


提督「……!」

電「……」カチカチ


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:44:22.70 ID:fXEkeKq30


提督「は、ははは、電も、悪戯とかするんだな」

電「……?」

提督「けど、ちょっと怖いから勘弁してほしいなあ」ナデナデ

電「……電は、何もしてないのです」

提督「はいはい、そういう事にしとくよ」

電「……」カチカチ


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:45:24.25 ID:fXEkeKq30


翌朝、帰って来た第一艦隊は4人だけだったのです


球磨さんともうお1人は、戻ってきませんでした


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:46:22.55 ID:fXEkeKq30


「提督、艦隊がおもどりみたいです」


「提督、艦隊がおもどりみたいです」


「提督、艦隊がおもどりみたいです」


「提督、艦隊がおもどりみたいです」


「提督」


「提督」


「提督」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:50:04.42 ID:fXEkeKq30


提督「……どうしてだろう」

提督「どうして、電は帰還しても居ない艦隊の報告をしてくるんだろう」


電「提督、艦隊がおもどりみたいです」


提督「ああ、もう……いい加減にしてくれっ!」

電「提督、どちらへお出かけですか?」

提督「ちょっと夜風に当たってくる……着いて来なくていいからっ」

提督「はぁ……」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:53:44.81 ID:fXEkeKq30


提督(やっぱり、ドックで沈んだ望月を見たのがショックだったのかなあ)

提督(あのままじゃ、仕事に支障が出る)

提督(どうするか、前線に出すか)

提督(……そうだな、新しい別の娘を秘書艦にしよう)

提督「はー、今夜は満月か、酒でも持ってくればよかったかなあ……)


カチッカチッ


提督「……!」

提督(この音、電が飴を噛む音だ……)


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 20:56:46.83 ID:fXEkeKq30


「提督」


「艦隊がおもどりもみたいです」



提督「……」ハァ

提督「電、だから着いてくるなって……言っ……」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:00:51.39 ID:fXEkeKq30


電「はい、望月さん、飴ちゃんと取っておきましたよ」

電「勿論なのです、食べてなんかいません、大丈夫です」

電「球磨さんも、おかえりなさいなのです、雷も、那珂さんも、多摩さんも」

電「みんな、みんなおかえりなさいなのです」



提督「う、海から、残骸が……な、なんだこれ、し、深海艦?」



電「どうしたんですか、提督、ちゃんと皆さんにお礼を言わないとだめなのです」

電「皆さん、いっぱい頑張ったのです、そして、1人ずつ、何とか帰って来たのです」

電「今日も、お1人、帰って来られました、今朝出撃した、名取さんです、さっき、帰って来られました」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:04:12.78 ID:fXEkeKq30


提督(ああ、そうか……)

提督(電があの報告をしたのは……確かに、その時間帯だった)

提督(出撃した艦隊の中で、沈んだ娘が出た時間帯だった)

提督(じゃあ、じゃあ、こいつは……電は、見えていたのか)

提督(ここに帰ってくる、沈没艦の姿が、見えていたのか)


電「……」カチカチ

電「……」カチカチ

電「……」カチカチ


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:05:27.28 ID:fXEkeKq30


電「じゃあ、みなさん」

電「……ご飯の、時間なのです」

電「おなかいっぱい」

電「たべてくださいね」

電「……」カチカチ

電「……」カチカチカチカチ


提督「や、やめろ、やめて、私が悪かった、だから、やめ……」


電「……」カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ


提督「やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!」


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:08:47.64 ID:fXEkeKq30


赤城「……あれ、電さん?」

電「……こんばんわなのです」

赤城「提督、見なかった?」

電「……提督は、お休みされたみたいです」

赤城「そう、じゃあ仕方ないわね、明日にしましょうか」

電「……」カチカチ

赤城「……電さん、何食べてるの?」

電「……飴です」カチカチ

赤城「あ、いいなあ、美味しそう」

電「……赤城さんも、召し上がりますか」

赤城「あら、いいの?」

電「まだいっぱいありますし」

赤城「じゃあ、いただこうかしら」


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:10:57.94 ID:fXEkeKq30


赤城「いただきまーすっ♪」パクン


モゴモゴ


赤城「んー、何か鉄っぽい味がする飴ですね、何味?」

電「味は付いてないのです」

赤城「けどちゃんと味が……痛っ、いたたっ」ペッ

電「あ」

赤城「あ、ごめんなさい、吐きだしちゃって……けどこれ……」

電「……」カチカチ

赤城「……ガラス、じゃないですか」

電「……」カチカチ

赤城「い、いや、違う、これレンズかしら……眼鏡の破片?」

電「……」カチカチ


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:12:56.56 ID:fXEkeKq30


電「……」カチカチッ

電「……」カチカチッ

電「……」カチカチッ

電「……」カチカチッ


電「はい、望月さん、美味しいのです、望月さんにいただいた、飴、おいしいのです」


電「……」カチカチ

電「……」カチカチ

電「……」カチカチ


電「はい、今日は、新しい提督が来る日なのです」

電「電の本気を見せるのです」

電「頑張るのです」


電「……」カチカチ


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:17:44.26 ID:fXEkeKq30


電「電と言います、宜しくお願いしますね、提督」



電「……」カチカチ

電「……」カチカチ

電「……」カチカチ

電「……」カチカチ

電「……」カチカチ

電「……」カチカチ



ていとく

かんたいが おもどりみたいです


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:22:41.77 ID:fXEkeKq30


電「……という話を聞いたことがあるのです」

北上「こわあ……」

阿武隈「こわああいっ!」

望月「ちょっと勘弁してよ、電、わたし死んでんじゃん」

電「す、すみませんっ」

北上「いや、けどこの広い海にはそんな艦隊が居たのかもしれないって話だよね?」

電「はいなのです」

北上「いやあ、うちの艦隊は平和で良かったよ」

望月「まあ、誰かが小破する度に即座に撤退させるからねえ、うちの提督は」

北上「けど、実はそれって電の教育の賜物だったり?」

電「ほえ?」

望月「あ~、実は、その話は昔この艦隊であった出来事ーって感じの?」

北上「そうそう、今居る電が実は、そのカチカチさんだったり……」


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:26:02.93 ID:fXEkeKq30


阿武隈「カチカチさんって……怖い名前付けないでくださいよっ」ブルッ

電「電は、そんな事しないのです……」ウルッ

北上「あー、もう冗談だったば!」

望月「電は泣き虫だなあ~」

電「うう、ごめんなさい……」ゴシゴシ

北上「じゃあ、次は誰の番だっけ?怖い話」

阿武隈「い、いや、もう止めませんか北上さん、夜も遅いですし……」

北上「じゃあ次は私が話すね~」

阿武隈「ちょ、ちょっと!」


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:28:47.11 ID:fXEkeKq30


北上「皆は、工廠の一番奥にある部屋って知ってる?」

望月「あー、何か全然使われてない部屋あるよね~」

電「電もあそこには入ったことはないのです」

阿武隈「ったく、北上さんって何時も私の言う事聞いてくれないよね、何なの」ブツブツ

北上「あそこね、実は不要な子達を廃棄する部屋だったらしいんだ」

電「え……」

阿武隈「……え」

望月「あー、なんか聞いたことあるわ~」


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:33:29.03 ID:fXEkeKq30


望月「あれっしょ?時々、本営から送られてくる「軍縮条約に関する対応」って命令書で使う施設でしょ」

北上「そうそう、何か、外交上そう言う施設が必要なんだって」

電「けど……要らない子を解体なんて、聞いたこと無いです……」

阿武隈「私も……」

北上「この艦隊じゃやって無いしね」

望月「それで、その施設がどうかしたん?」

北上「うん、まあ、一応公式な施設だって事で、月に1回くらい清掃に入るんだけど……」

電「……」ドキドキ

阿武隈「……」ドキドキ

北上「その清掃の時にね……開けといたはずの扉が、閉まる時があるんだって」

望月「え~、閉まったなら開ければいいじゃん」

北上「何かね、開かないらしいよ」


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:36:18.50 ID:fXEkeKq30


北上「しかも、その部屋が丁度、解体に使うプレスが置いてある部屋でさ」

北上「部屋の壁自体が動いて、こう、艦を押しつぶす仕組みらしいんだ」

電「え、ま、まさか……」

北上「ああ、大丈夫大丈夫、最近は、必ず2人1組で清掃するようになってるし」

北上「仮に中に閉じ込められたとしても、外のもう1人がちゃーんと開けられるような仕組みになってるから」

阿武隈「ま、待ってください、北上さん」

北上「ん?」

阿武隈「最近はって……前までは、どうだったんですか?」

北上「んんー?」

電「え、ま、まさか、やっぱり……?」

北上「んっふっふっ……」


カチカチッ


阿武隈「……え」


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:37:45.54 ID:fXEkeKq30


北上「あれ、どったの、阿武隈っち」

阿武隈「い、いや、今何か音が……」

電「お、音?」


カチッカチッ


北上「……ほんとだ」

阿武隈「か、かちかちって……」

電「ま、まさか……」


カチッカチッ


北上「……カチカチさんだ」

電「え……」


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:40:08.26 ID:fXEkeKq30


北上「カチカチさんがきたんだ……」

阿武隈「え、そ、そんな……だって、だってあれは他所の艦隊の出来事だって……」


カチッカチッ


北上「いや、来るんだよ、こういう百物語をしてると、実際の怪異が、来ちゃうのっ」

電「は、はわわわ……」

北上「何処だ、何処から来るんだ……」

阿武隈「ひ、ひいっ……」

北上「阿武隈っちは、布団の中に隠れて!早く!」

阿武隈「は、はひい!」モゾモゾ


カチッカチッ


阿武隈(くるなー、くるなー!)プルプル


96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:41:42.72 ID:fXEkeKq30


阿武隈「……」ドキドキ

阿武隈「……」ドキドキ

阿武隈「……」ドキドキ

阿武隈「き、きたかみさん?」ドキドキ



シーーン



阿武隈(へ、返事が無いよ、まさか、まさか北上さん、カチカチさんに食べられて……)

阿武隈(そ、そんな……)


カチッカチッ



阿武隈「……!」


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:43:28.51 ID:fXEkeKq30


阿武隈(ふ、布団のすぐ外から、音が……)

阿武隈(こ、こわい……けど、けど、きたかみさん達を助けないと……助けないとっ)


カチッカチッ



阿武隈「て、てやあっ!」バサッ


うわわあ


阿武隈「こ、このっ、このっ」ポカポカ


参った、参ったから~


阿武隈「はあ……はあ……あ、あれ?」


101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:45:49.55 ID:fXEkeKq30


望月「いたたー……もう、阿武隈、眼鏡割れちゃったじゃん~」

阿武隈「望月……さん?」

北上「ぷぷぷっ」

阿武隈「……北上、さん?」

電「……」ピクピク

阿武隈「電ちゃん、気絶してる」

北上「ああ、電ちゃんにはネタバレしてなっかたしね」

阿武隈「……だ、騙してたんですか」

北上「いひっ♪」

阿武隈「こ、このっ……」

北上「わあ、怒んないでってば、阿武隈っち!」

望月「うううー、眼鏡……」


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:48:51.63 ID:fXEkeKq30


北上「さて、電も寝ちゃった所だし、そろそろお開きにしよっか?」

望月「だねえ、流石に眠いや」

電「……」

望月「じゃ、この子は、私が背負っていくから~」

北上「はーい、おっつかれ~」

望月「はー、マジねむーい……」

北上「いやあ、楽しかった楽しかった……大井っちが居ない間の暇つぶしにはなったねえ」

阿武隈「……」プクー

北上「もー、まだ怒ってるの?阿武隈っち」

阿武隈「別にー、怒ってなんかないですよ」

北上「そう?なんか頭から湯気でそうな雰囲気だけど」ポンポン

阿武隈「ちょ、前髪触んないで、セット崩れるから!」


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:51:11.65 ID:fXEkeKq30


阿武隈「まったく、北上さんは何時もそうです、私の事をからかって……」

北上「んー、まあ、からかい甲斐があるって事なんだから、自信持っていいんじゃない?」

阿武隈「そんな自信はいりませんっ!」

北上「えー」

阿武隈「はあ……もういいです、私ももう帰りますから……」

北上「1人で帰れるの?」

阿武隈「……」

北上「んん?帰れるの~?」

阿武隈「カエレマスカラ」

北上「またまた、無理しちゃって」と

阿武隈「ほんとに!帰れますから!ばいばい!北上さん!」

北上「はーい、おっやすみ~」


バタンッ


108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:52:32.15 ID:fXEkeKq30


阿武隈(まったく、北上さんはほんとに駄目です、駄目駄目です、駄目艦すぎますっ)

阿武隈(あー、こんなイベント、参加しなきゃよかった)

阿武隈(もー……)


シーーーーン



阿武隈(……ほんとに怖くなって来ちゃったじゃない……)


110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 21:56:09.48 ID:fXEkeKq30


阿武隈(私の部屋帰るのには、ちょうど、工廠の前を通らなきゃならないのよね……)

阿武隈(けど、あんな話聞いた後じゃ……)

阿武隈「……い、いや、駄目よ、北上さんに着いて来て貰うなんて選択肢はないんだからっ」

阿武隈「も、もう練習艦じゃないんだし、これくらい1人でできるもん!」スタスタッ

阿武隈(ほ、ほら、もう工廠の扉が見えてきた)

阿武隈(あ、あとは、前を横切って……)

阿武隈(……横切って……)

阿武隈「……な、何で、扉開いてるんだろ」


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:03:15.53 ID:fXEkeKq30


阿武隈(閉め忘れ?整備の妖精さん達の閉め忘れ?)

阿武隈(じゃあ、じゃあ閉めといたげないといけないよね……)

阿武隈(妖精さん達が怒られたら、可哀そうだしね……)

阿武隈(そう、閉めるだけ、閉めるだけだから……)ソーッ



キャァァァァァァァァァ



阿武隈「……え」


117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:05:33.19 ID:fXEkeKq30


阿武隈「い、いま、奥から……悲鳴が?」

阿武隈「き、きのせい、きのせいよね、そうよねっ」ウルッ



キャァァァァァァァァァァ



阿武隈「……!」

阿武隈「や、やだ、だめ、聞いてない、聞こえない、もう帰るんだから私の部屋にっ!」


「開けといたはずの扉が、閉まる時があるんだって」

「え~、閉まったなら開ければいいじゃん」

「何かね、開かないらしいよ」

「仮に中に閉じ込められたとしても、外のもう1人がちゃーんと開けられるような仕組みになってるから」


118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:06:42.37 ID:fXEkeKq30


阿武隈「……も、もしかして」

阿武隈「誰かが、1人で掃除に入って、それで……」

阿武隈「閉じ込められちゃってる……って可能性もある……のかな……」

阿武隈(ど、どうしよう、怖い、怖いけど……)

阿武隈(……放っては、おけないよね)


阿武隈「う、うう……」ガクガク


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:09:35.15 ID:fXEkeKq30


阿武隈「あ、あの、だれかいるのぉ?」ソー


シーーーーン



阿武隈(だ、誰も居ない……よね……)

阿武隈(……)ソロソロ

阿武隈(……)ソロソロ

阿武隈(……工廠内の一番奥の部屋だけ)

阿武隈(こ、ここだ……)

阿武隈(……か、確認するだけ、だから)

阿武隈(中には、入らないから、入らないから勇気出してっ……)

阿武隈「え、えいっ!」ギィッ


121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:12:39.92 ID:fXEkeKq30


阿武隈「……誰も、いない」

阿武隈「よ、よかった……やっぱり、空耳……」



キャアァァァァァァァァァァァァ



阿武隈「……!」ビクッ

阿武隈「な、なに?部屋の床の……ハッチから、声が……」

阿武隈(も、もう、嘘でしょ、何なのよぉ)


122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:13:58.95 ID:fXEkeKq30


阿武隈(も、もうちょっと奥に行けば、ハッチの中覗けるかな……)

阿武隈(ちょ、ちょっとだけ、ちょっとだけだから……だから……)



キャアァァァァァァァァァァァァァ



阿武隈「ひゃっ!」ビクッ


バタンッ


阿武隈「……え」


124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:16:06.53 ID:fXEkeKq30


阿武隈「嘘でしょっ!?し、閉まっちゃった!?」

阿武隈「ひ、悲鳴にびっくりして手放しちゃった!」

阿武隈「お、落ち着いて、レバーを引っ張れば開くはず……」ググッ

阿武隈「あ、開かない……開かないよぉ」

阿武隈「な、なんで、さっきはちゃんと……」



キャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ



阿武隈「……!」

阿武隈(な、なんなのよ、この声、なんなのよぉっ)


126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:18:57.07 ID:fXEkeKq30


「皆さん、いっぱい頑張ったのです、そして、1人ずつ、何とか帰って来たのです」

「今日も、お1人、帰って来られました、今朝出撃した、名取さんです、さっき、帰って来られました」



阿武隈(も、もしかして……もしかして、やっぱり、さっきの話は本当にこの艦隊で起こった事で……)

阿武隈(帰って来た「沈んだ船達」は、今も、まだココにいるんじゃ……)

阿武隈(この悲鳴は、その子達の、悲鳴なんじゃ……)

阿武隈(だとしたら……だとしたら……)



キャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ



阿武隈(悲鳴は、ハッチから聞こえる……)



キャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ



阿武隈(近づいてきてる、気がする……)


129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:22:22.34 ID:fXEkeKq30


阿武隈(きっと、そうなんだ、ここは、ここは、可哀そうな沈没艦達に、ご飯を上げる場所なんだ)

阿武隈(あのお話では、提督が食べられてたみたいだけど)

阿武隈(今は、きっと、きっと……)


キャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ


阿武隈(……きっと、もうすぐ、あのハッチから出てくる)

阿武隈(残骸と化した、沈没艦達が)

阿武隈(それで、それで、私を、私を……)


キヤアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:24:16.63 ID:fXEkeKq30


阿武隈「う、ううっ、ぐすっ、たすけて、だれか……いやだよぉ、こんなの」ヒック

阿武隈「こわい、こわいよお、だれか、うぅっ、もうやだ……こわいよぉっ」

阿武隈「おこんないから、これがいたずらでも、おこんないから、もう、もうたすけてよっ」グスッ



キャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ



阿武隈「たすけてよ、きたかみさんっ……」ヒック


134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:26:26.41 ID:fXEkeKq30


ガッ


阿武隈「……!?」


ガガッ、ガガガガッ


阿武隈「と、扉が開いて……」

阿武隈「た、助かるの?わたし……」



きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ



阿武隈「ううっ、今までで一番大きい悲鳴がっ……」

阿武隈(だめ、これ、きっとハッチから這い出して来る)

阿武隈(今、扉があいたら、あの子達が外に……外に……)


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:28:23.30 ID:fXEkeKq30


阿武隈「だ、だめ……だめ!開けちゃ駄目!」


「え、なんで?」


阿武隈「き、きたかみさん!?」


「うん、何か叫び声が聞こえたから着てみたんだけど……」


阿武隈「そ、それは罠です!私達をここに誘き寄せる為の罠なんです!」


「阿武隈っち?」


阿武隈「わ、私は、もう助からないですから……お願いします、北上さんだけでも……逃げてこの事を提督にっ!」


「えー、けど、もう開いちゃうよ」


阿武隈「え……」


138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:30:56.29 ID:fXEkeKq30


ギィィィィィ


阿武隈「あ、開いちゃ……た」

北上「おっまたせ~、北上だよ?」

阿武隈「あ……あ……」

北上「おお、感激した阿武隈っちが私に飛びついて来る展開かな?」

阿武隈「あ……」

北上「かもん!何時でもかかって来い!」

阿武隈「貴女はどうして人の言う事聞かないんですかーーーーー!」

北上「怒られた!?」


141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:33:51.92 ID:fXEkeKq30


阿武隈「何時も、何時も何時もそうです、私の言うこと全然聞いてくれなくてっ」

阿武隈「髪触ってセット乱すし、チョップしてくるしっ」

北上「阿武隈っち……」

阿武隈「今回だって……駄目って、言ったのに、怖いのがハッチから、出て……」グスッ

北上「あ……」

阿武隈「うっ、ぐすっ、もう、きたかみさんの、ばかっ、ばかっ」ヒック

北上「ご、ごめん、なんか判んないけど……」



キヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ



北上「あー、うっさいなあ、この風切り音……提督、まーだ亀裂治してないのかな」

阿武隈「怖いのが……ハッチから……ハッチから……え?」グスッ


144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:38:43.61 ID:fXEkeKq30


北上「つまりね、プレス室の怪談には元ネタがあってさ」

北上「普段使ってない施設だから、1カ月に1回の掃除程度では整備しきれないんだよ」

北上「そのせいで、とうとう廃棄用のハッチの奥に亀裂が出来ちゃってさ」

北上「そこから空気が出たり入ったりする時に、何か凄い煩い音が出るんだよね」

北上「何か工廠の扉も風圧のせいで閉まりにくくなっちゃってるし」

北上「逆にプレス室の扉は中の気圧が低くなるせいで開きにくくなっちゃうし」

北上「提督にはちゃんと報告したんだけど、やっぱり普段まったく使わない施設を修理するのに資材は使えないらしくてさ」

北上「もう、困っちゃうよね~」


147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:48:53.07 ID:fXEkeKq30


~北上さんの部屋~


北上「おーい、阿武隈っち、いい加減布団から出てきなって」

阿武隈「……」モゾモゾ

北上「ごめんごめん、ちゃんと説明しなかったのは謝るからさ、ね?」

阿武隈「……」モゾモゾ

北上「もー、無視しないでよ~、阿武隈っち~」

阿武隈「……」モゾモゾモゾ


148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:50:29.54 ID:fXEkeKq30


阿武隈(もう、北上さんのバカバカバカバカバカ)

阿武隈(泣いちゃった私が馬鹿みたいじゃないっ)

阿武隈(し、しかも、あんな時に北上さんの名前を呼んじゃってるし)

阿武隈(助けてって、言っちゃってるし)

阿武隈(あー、もう、恥ずかしくて合わせる顔が無いよっ)モゾモゾ


北上「んー、仕方ないなあ……よし、とっておきのアレを出そうっか」

阿武隈(しばらく、北上さんの布団を占領して嫌がらせしてやるんだから)

阿武隈(明日寝不足で隈を作ればいいのよっ)


北上「よいしょっと……」カチャ


阿武隈(……あ、何かいい匂い)


150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:52:09.33 ID:fXEkeKq30


北上「大井っちが戻ったら一緒に食べようと思ってたんだけどね」

阿武隈「……な、なんですか?」

北上「えへへ、布団から出てきたら教えてあげるよ?」

阿武隈(……そういう手か)

阿武隈(そんな手には乗らないんだからっ)

阿武隈(けど、けど、本当にいい匂いだなあ……ちょっとだけ……)

阿武隈(ちょっとだけ……)ヒョコ



阿武隈「あ」


153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:54:54.78 ID:fXEkeKq30


阿武隈「間宮の、レア物ケーキじゃないですか!どうしたんですかこれ!」

北上「うん、ちょっと奮発して買っといたんだ」

阿武隈「うわあ……美味しそう……」

北上「食べていいよ?」

阿武隈「え……」

北上「なーんか、怖い思いさせちゃったみたいだしさ、そのお詫びっ」

阿武隈「……い、いいんですか?」

北上「うん、その代わり、大井っちには秘密ね?」

阿武隈(う、うう、美味しそう……よだれが……)ジュル

北上「ほらほら、早く食べないと私が全部食べちゃうよ?」ヒョイヒョイ

阿武隈「ちょ、待って……!」ヒョイ


バクリ


154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 22:57:55.84 ID:fXEkeKq30


阿武隈「んー♪」

北上「うん、美味しいねえ……」ホワン

阿武隈「美味しいですねえ」ホワン

北上「んっふっふー」

阿武隈「何がおかしいんですか、きたかみさん」

北上「いやあ、阿武隈っちは、すぐに表情が代わって可愛いなあって」

阿武隈「なっ///」

北上「ほら、ね?」

阿武隈「う、ううー///」プイッ

北上「ガラ空きなんですけど!」ヒョィッ

阿武隈「あ、ああー!私の分取った!?」

北上「ふふふ、戦場で相手から目を逸らすとは……まだまだ未熟だね、阿武隈っち?」

阿武隈「も、もー!」


157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 23:03:47.54 ID:fXEkeKq30


「正直言って、北上さんは苦手です」


「何か、色々悪戯してくるし、前髪触ってくるし」


「けど……」


コンッコンッ


大井「きったかっみさぁ~ん♪」

北上「げげ、大井っち?帰ってくるの早すぎない?」

阿武隈「えっ、えっ?」

北上「うう、勝手にケーキ食べてたの見られたら大井っち拗ねちゃうよ、阿武隈っち!ケーキ持って布団に入ってて!」

阿武隈「え、は、はいっ!」

北上「あははっ、お尻!お尻だけでてるからっ!」

阿武隈「も、もう!」ゴソゴソ



「北上さんなの笑顔とか、ほんの少し頼りになる所とかは……嫌いじゃないかな」


161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 23:06:30.61 ID:fXEkeKq30


カチャッ


北上「大井っち、戦闘に出てたんじゃ」

大井「ああ、あんなの北上さんに会う為にパパッと終わらせてきたに決まってるじゃないですか」

北上「そ、そうなんだ~」

大井「ささ、お茶入れますからなかに……」



阿武隈(……北上さん、大井さんと仲いいよね)

阿武隈(私の言う事は聞いてくれないけど、大井さんの言う事はちゃんと聞いてあげるし)

阿武隈(……)ハァ


阿武隈(……もう、……ケーキ、北上さんの分も、食べちゃうんだから)モグモグ




おわり!


163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/24(日) 23:08:57.66 ID:4z0ouKFv0


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